一条工務店からセキスイハイムに 前編

 

 今でもお前がナンバーワン

正直言いますと、家の性能、価格面でのコストパフォーマンスを比較した場合、軍配が上がるのは一条工務店だと今でもそう思っています。

 

建て替えをしぶる父を良い事にのんびりと10年間、展示場にてハウスメーカー選定を行っていましたが、正直かなり早い段階からほぼ確定であろうと考えていたのが一条工務店です。

 

宿泊体験を夏、冬の計2回。そして仮契約。

 

壁材のメンテナンスの容易さ、工場生産による品質の安定性に合わせて断熱性能の高さ、床暖房の快適さを実感し、あとは帰省の時期が決まれば本契約かな、と考えながら他ハウスメーカーは間取りの参考程度という認識で、暇があれば展示場を見て回り、まだ決まっていない事にして家のアドバイスを聞いたり間取りを書いてもらったりしていました。

ミスディレクション営業

仮契約をして、解約。その間約5年。その間は上記の他メーカー巡りをしていたわけですが、当然色々知って納得した一条さんはもう見ないわけで、どうしても疎遠になってしまっていました。そしてその間、一条営業さんの起こしたアクションはというと…

 

29年の夏に一度メールと電話があっただけ

 

…まぁ帰省は先になると思いますとは言ったけどさ。いくらなんでも存在感消しすぎでしょうに。

それでも家は性能、に惚れた自分としては営業はどうあれ、変わらず一条一択の気持ちでした。

しかし嫁さんはそうはいかなかったようで…ハウスメーカー巡りに飽きた自分を置いて足げく展示場に向かい、存在感を無くした一条そっちのけで各営業さんと情報交換をしていました。そしてその中にも、現担当のセキスイハイム営業さんがいたわけです。

つかず、離れず、諦めず

 さてこのセキスイハイム営業さん、最初の段階で鉄骨はあまり候補として考えていないと話していたんですよね、普通ならばそこで見切りをつけるか、木造sage鉄骨ageの説法を始めるハズなんですが、この営業さんのリアクションはそのどちらも無く、その後はローンや家の建て方講習会の案内を定期的に連絡してくれる等、営業というよりアドバイザーとして接してくれたわけです。5年間。あたまおかしい

一通りのメーカー営業さんとは関わってきましたが、建てるのは他県、時期は未定、もう何年も展示場をフラフラしてる。となると正直そんなのにかまってられないんでしょうね、大体の営業さんは疎遠になっていくものですがそんな中、変わらず接してくれていたのがハイムさんでした。(スウェーデンハウスさんの担当さんも似たような感じで接してくれていましたが異動となり、途切れてしまいました。こちらも大変良いお人でした。ダ○ワだけかな、最悪なのは)

とまぁ、そういうお付き合いをしている間に少しずつ、嫁さんの信頼というアドバンテージを築いていったわけです。

高気密、高断熱、メンテフリー、それさえあれば無問題

そう思っていた時期が俺にm

各所で契約をちらつかせて間取り図を書いてもらう中、いくつかのメーカーさんから気になる要素が盛り込まれていました。

将来を見据えた居室の可変性

我が家族は3姉妹。いずれは出て行くでしょうし、もしかしたら旦那をつれてくるかもしれない。(今回建てる家で同居するのは父1人なので二世帯住宅で建てるわけではない)

つまり、年を経るにつれて変わるであろう状況に対応できるよう、前もって部屋を設計しておくということ。

これは正直盲点でした。(というかそういう発想がなかった)そして嫁さんが最も重要視した部分でした。

つまり、この時点で一条のアドバンテージに揺らぎがおきたのです。

 

一条の売りとなる全館床暖房、そしてツーバイフォー。快適性を求めるのであれば最適解に見えるこの選択ですが

・壁が柱を兼ねている為に壁を取る事は困難。

・全ての床下に床暖房のパイプが通っている。

この2点の理由でリフォームは困難なものとなっています。

住み心地を重視するあまり、「今後」を考えずにいた自分にとってこれは痛い気付きでした。

 あらこんなところにセキスイ

たまねーぎーたまねgというわけでちょっと(ほんとにちょっと)一条信仰が揺らいでいたところにタイミング良く現れたのはハイム営業さん。

「住まいの工場見学会に参加しませんか?あとリユースハイムキャンペーンに応募しませんか?」

とのこと

丁度休みも合ったので軽い気持ちで参加したわけですが…

 

気がつけば長文になってしまったので後編につづきます。